【書評】人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン

人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン

 

初めて読んだが、この本の著者はアメリカではすごく有名な講演者およびトレーナーの人のようで、世界的リーダの人も教えを受けに来るような人らしい。

本の内容としては人生を良くするための教訓を押しつけがましくなく、それでいてすっと入ってくるような語り口調で訴えかける本。あっさり読めるのにけっこう感動するし、良い気づきもあった。さすがアメリカで人気があるだけあるなと思う。

以下いいなと思ったところと自分のコメント。

「あなたの過去はあなたの未来と同じではない」

過去がこうだったからと言って、必ずしも未来も同じようにいくわけではないということ。これは成功と失敗両方に言える。過去成功していても今後とも成功する保証はないし、過去に失敗していても今後も失敗するわけではない。なので、あまり卑屈に捉えず、うまくいく可能性を信じながら何事もトライしてみることが大事だと思う。

「人生はいつだって生きるに値する。いつも何かしら、感謝するべきことがある」

昔さんまさんが生きてるだけで人生丸儲けというような言葉を発していたかと思うけども、生きてるだけでも幸せということをもっと認識しないといけないだろうな。それに感謝ってほんと大事だ。最近特に感じる。今の会社の社長は人に感謝することがなく、むしろ社員を罵倒しかしていない。もし自分が社長だったら、働いてくれる社員には感謝して仕事していきたいし、社員の良さを引き出せるようなそんな器の大きい人になりたい。

 

「人生が与えてくれるものを何でも利用する」
ピンチをチャンスに変えるってことだろうな。そのためには苦しいことが起きても、それを何か良い機会に変えられないかという気持ちをいかに保つかが重要かなと。それに今自分にとって良くないと感じることでさえ、あとで考えればきっと良かったと思える時が来る。

 

「人生に失敗などない。そこから何かを学べれば、それは成功である」
失敗してもそこに成長がある。成長があることこそが成功するよりも幸せなことだと思う。だから、思う存分に失敗すればいい。むしろ失敗しないのは行動していない証拠だと誰かが言っていた気がする。

 

まあ他にも体の使い方が与える影響だとか、使う言葉のパワーとか、目標設定をすることでフォーカスして自分の望む方に変えるとか色々と参考になる話があるので、気になった人は是非読んでみたらいいと思う。